第5章 人間の心 いいだ つとむ
メモ
クラッジ kludge
ミメーシスとマイム
mīmēsis
ORIGIN mid 16th century: from Greek mimēsis, from mimeisthai ‘to imitate’.
アウエルバッハが『ミメーシス』でとりあげた文学や文芸では、ミメーシスは古典ギリシア以来の基本的な文芸技法で、古代中世のイメージ変換術の基本作法のひとつだった。その基本作法には、これまで何度も千夜千冊で紹介してきたように、「アナロギア」(英analogy:類推・連想)、「ミメーシス」(英mimicry:模倣・相似)、「パロディア」(英parody:諧謔・滑稽)が並ぶ。並んで相互に嵌入しあう。
ところがぼくが長らく怪訝に思ってきたのは、ミメーシスがどういう方法の束で何をスコープしてきたかということが、意外なことにそれほど本格的には議論されてこなかったということだ。
表現や表象上の「地」に対して「図」を構造的に浮き上がらせることがミメーシスだったことは、文芸の本質や物語の本質を考えるうえでは、かなり重要な手法になっていった。
ミメーシスはまねることである。しかしながらミメーシスはたんなる模倣ではない。
ミメーシスという技法は「型」を先行する見本にしながら、そこから意味の多様性に向かう変化の編集なのである。それが日本の編集文化でいうなら「見立て」や「らしさ」や「もどき」にあたる。
そうなのだ、情報の酌量こそ情報編集のキモであり、ミメーシスがつかうべき目盛りなのである。
mime
ORIGIN early 17th century (also in the sense ‘mimic or jester’): from Latin mimus, from Greek mimos.
pantomime
mim ≈ copying : mime, mimic, pantomime
過去の統計や事例が対話的に使える豊富なデータベースをもち、それを意思決定の際に自動的に利用させてくれる機械
ChatGPT ?
人間の心が以下のようであるから、人間は知を獲得し、人間の認知は両面がある。と読んだ。
- 人間の心
洗練された心
心のパワー
メンタルモデル
- 人間の知
ミメーシス
マイム
- 人間の認知
体験モード
物語の力
エラー
トンネルビジョン